202607 by Haruta 渋谷駅のホームで・・

先日、渋谷駅のホームで電車を降りたときのことです。

ホームの片隅で、若い女性がうずくまっていて、「大丈夫ですか?」と声をかけると、「体に力が入らないんです……」と、か細い声で返ってきました。

「助けなきゃ。」

そう思ったものの、近くに駅員さんもいらっしゃらず、素通りの人々・・何をすればいいのかわかりませんでした。
とにかく駅員さんを呼ぼうと思ってホームを見渡しても見当たらず、どうしようと焦っていると、別の方が駆け寄ってきてくださいました。

「駅員さんを呼びましょう。」

そう話し合い、私は改札へ向かって駅員さんに状況を伝えました。その後は駅員さんが対応してくださることになり、「分かりました。もう大丈夫です。」となり、私は予定があったためその場を離れました。

でも、その後もう気が気でなりません!

「あの方は無事だったかなぁ」「その後、体調は回復したかなぁ」「万が一のことがあったらどうしよう・・」

そんなことばかり考えていました。なかなかドラマのようにスマートに助けるなんてこと、できないものですね。

今回の出来事で改めて感じたのは、「助けたい」という気持ちだけでは十分ではないということです。

実は後から調べて知ったのですが、駅のホームには駅員さんを呼ぶためのインターホンが設置されているようです。その場でそれを使えば、もっと早く対応につなげられたかもしれません。

知らなかった!

ただ、それだけでした。

さて、ツーリストシップの点も含めて考えてみると、ツーリストシップでは、「旅先ではホストになろう」とお伝えしています。ホストになるとは、地域の人だけの役割ではありません。困っている人がいたら手を差し伸べたり、安心して過ごせるように行動したりすることも、その一つです。

もちろん、無理をする必要はないですが、まずは一歩踏み出す気持ちは、とても大切なのだと改めて感じました。

そして今回、私自身も一つ学びました。

“助けたい”と思ったときに行動できるよう、普段からその方法を知っておくことも、ホストになるための準備なのだということです。

完璧な対応はできませんでした。

それでも、あの時「大丈夫ですか」と声をかけたことは、一つのホストになる、だったかなと思っています。

次に同じような場面に出会ったら、今度はもう少し落ち着いて行動できるはず!!

「渋谷駅のホーム」から色々と考えるきっかけとなったお話でした。