202606 by Uesato 「来てほしくない。」その一言から考えたこと

先日(もう2週間前か!)、第5回ツーリストシップサミットが無事に開催することができました!
改めまして、会場にお越しくださった皆様、オンラインでご視聴くださった皆様、ご登壇いただいた皆様、そして開催を支えてくださったボランティアの皆様、誠にありがとうございました!

7月は、ツーリストシップサミットをはじめ、旅先クイズ会、THANK YOU DRIVERS PROJECTと、準備を重ねてきたイベントが続いた1か月でした。

サミットの2日前には修学旅行生向けの旅先クイズ会、サミット翌日には京都市内での旅先クイズ会、その翌日には京都市交通局の皆様へ感謝を伝える「THANK YOU DRIVERS PROJECT」を実施。
利用者が、運転士に「ありがとう」を届ける。THANK YOU DRIVERS PROJECTについてはこちら⬇︎
(運転士の皆様にお花を作って感謝をお伝えする、とても素敵なイベントになりました💐)
https://touristship.jp/kyotokotsu-touristship260605/

そんな中、今月特に印象に残った出来事があります。

先日、とある大学さんで講演をさせていただいた際、学生の皆さんに「もっと観光客に来てほしいですか?」と問いかけました。
すると、ほとんどの学生が「来てほしくない」と挙手しました。

理由を尋ねると、

「外国人がゴミを捨てるから」
「旅行に行っても人が多くて嫌になるから」
「マナーが悪いから」

そんな声が返ってきました。

興味深かったのは、学生の皆さんが住んでいる地域には、普段それほど多くの観光客がいるわけではないということです。それでも、テレビやSNS、旅行先での体験などを通じて、「観光客=迷惑な存在」というイメージが少なからず形成されていることを感じました。

もちろん、意見を否定することはしませんでしたが、ちょっぴり悲しい気持ちになりました。
その代わり、ツーリストシップは「旅行者」と「住民」という立場で考えること、旅行者には国内旅行者も海外旅行者も含まれること、一人ひとりの行動が旅先をつくっていることをお伝えしました。

その後、学生の皆さんには旅先クイズ会にも参加していただきました。
事前には、「英語が話せないから不安です」「言葉が通じるか心配です」という声もありました。
しかし、実際に始まると、笑顔で旅行者に声をかけ、知っている英語を使いながら一生懸命コミュニケーションを取る姿がありました。
楽しんで参加してくださいました✨

数日後、先生から振り返りシートを見せていただきました。

そこには、実際に交流したことで、それまで抱いていた不安や先入観が和らいだことや、地元や住民側といった受け入れる側の対策だけでなく、私たち旅行者自身も率先してマナーを守ろうという意識が大切だと気づいたこと、マナーを知りたいと前向きに参加してくれたことへの喜び、そして今後は困っている旅行者がいたら自分から声をかけたいと思ったことなどが書かれていました。

ほんの数時間の体験でしたが、「観光客」というひとつの言葉で捉えていた存在が、「旅を楽しみたい一人の人」として見えるようになったのかもしれません。その変化を目の当たりにし、人と人が交流することの力を改めて感じました。

今回、学生の皆さんには、日本で観光客を迎える「住民」の立場を体験していただけました。だからこそ、次は皆さん自身が国内や海外へ旅行に出かけるとき、今度は「旅行者」としてツーリストシップを実践してくれたら嬉しいなと思います。
相手の立場を知ることが、自分の行動を変える。その変化が、旅先をもっと心地よい場所にしていくと信じています。

7月以降もなんだか忙しくなりそうです!ガンバルゾッ💪


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

次回、他のメンバーが更新しますので、お楽しみに♪
それでは、また👋