ツーリストシップとは、【スポーツマンシップの観光版】で
住む人・訪れる人・働く人、観光地に集う
全ての人が意識したい心構え。
具体的には、人・モノ・自然・文化・歴史…
その地に存在する全てのことを大切にすること。
お互いに思いやりをもって接すること。
観光地で様々な立場の人が共存共栄するために、
特に、旅行者(ツーリスト)が意識したい
心構え・振る舞いだよ
旅行者の皆さん、自分が行けば行くほど旅行先が豊かになる、そんな旅行をしてみませんか。
それは、いつもよりちょっと、地域の文化に興味をもったり、地域の住民に配慮したり、地域の環境を大切にすること。ひとつひとつの優しさが旅行先と共存共栄を目指す旅行者のツーリストシップです。
具体的な行動は下記をご覧ください。地域に愛され上手の旅行者になって、皆が幸せになる旅行をしましょう。
地元で旅行者と出会ったとき、何を頭に浮かべますか。
もしよければ、自分が旅行に行ったときのことを思い出してみてください。そのとき受けたおもてなしをぜひ、旅行者にもお返ししてみてください。それが生活中に発揮できるツーリストシップと私達は考えています。
また地元に来る旅行者の嫌な振る舞いが目についたら、ぜひ自分が旅行に行くときの反面教師にしてみてください。一緒に旅行というもの、住む人訪れる人皆に良いものにしていきましょう。
混雑回避のための事前予約
文化やエチケットの確認
体調管理をしっかり行う
旅行先の地域で作られた物を買う
住民の方との交流を楽しむ
夜中は静かにする
旅行先の文化遺産に落書きをしない
旅行先の地域で敬われている物・行動に敬意を払う
旅行先の文化芸能を楽しむ
旅行先の自然環境を守る
宿泊施設で節水節電する
ごみのポイ捨てをしない
SNSに旅行先の悪口をかかない
事前に知っておいた方がよかった情報があれば積極的に発信する
旅行先で出会った人にお礼の連絡をいれてみる
自分の住む街に訪れる旅行者におもてなしをしてみる
自分の住む街に訪れる旅行者に話しかけてみる
改めて地元の良さを知る
気づかず実施していた、あるいはこれから実施してみたいツーリストシップはあった?
ツーリストシップな振る舞いは、
いつ、どこで、だれのための振る舞いかで、いろんなパターンがあるよ。
ぜひここに載っていないオリジナルのツーリストシップがあったら、
投稿してください!
現在、ネット普及による情報流通量の増加や、LCCなど交通にかかる費用の低下、さらに各国の経済発展から中間層が毎年豊かになる中で、国際観光客数はうなぎのぼりとなり、1960年の1600万人が、2019年では14億人と、半世紀で約90倍となりました。
そうして各国の都市に訪れた大量の旅行者は、生活空間に入り込み、良き文化の支援者となるものの、一方で渋滞や混雑、マナー違反等、様々な問題を引き起こしました。
私達は、行けば行くほど旅先を消費する旅から、行けば行くほど旅先を豊かにする旅へシフトしていかなければなりません。
だからこそ、後者のような旅先と共存共栄する旅行者の心構えや振る舞いにツーリストシップと名前を付け、その賛同者を増やしています。
ひとりひとりの力は小さいですが、積み重なると大きな力になります。
ぜひ、ツーリストシップをもって、日本中・世界中を旅してください。
あたなも周りもとっても楽しい旅が待っています!