オーバーツーリズムとは、観光客が増えすぎて、まちが受け止めきれなくなっている状態のことです。
その結果、
その地域に住んでいる人の暮らしや、観光に来た人自身の旅の楽しさが、
どちらも悪くなってしまいます。
では、オーバーツーリズムになると、どんな問題が起こるのでしょうか。
「観光地」と聞くと、観光客のための場所だと思うかもしれません。
しかし、そのまちは、もともと住民が生活するための場所です。
オーバーツーリズムでは、住民にとって大切な道・お店・自然・家などが、観光のために使われすぎて
しまい、住みにくくなることが起こります。
このとき、まちでは大きく分けて2つの問題が起こります。
たとえば、こんなことです。
数字では見えにくいけれど、とても大きな問題です。
たとえば、こんな気持ちになります。
この2つをどう解決するかが、住みやすいまちを守るための大きな問題です。
解決の方法には、大きく2つの考え方があります。
これらの方法は効果があります。
しかし、観光はまちの大切な仕事でもあるため、「観光客を減らすこと」にみんなが納得するのは簡単ではありません。
それでも、まちを守るための大切な方法です。
もう一つ大切なのが、観光客の行動や態度をよくしていくことです。
観光客の行動が思いやりのあるものであれば、同じ人数でも、住民の感じるストレスは小さくなります。
すぐに効果が現れるものではありませんが、広くいろいろな地域で住民を守る方法です。
そして、それが「ツーリストシップ」です。
ツーリストシップとは、旅先を大切にしながら旅をすることです。
少し考えてみてください。
ルールやマナーは、楽しくないものに見えるかもしれません。
しかし、思いやりのある旅は、まちの人も、旅する人も、どちらも幸せにします。
オーバーツーリズムをそのままにすると、観光は「迷惑なもの」だと思われてしまいます。
旅という文化を、これからも大切に続けていくためには、一人ひとりの行動がとても大切です。
ツーリストシップは、その第一歩として、誰でも今すぐに始められる考え方なのです。