202609 by Takeyasu 入社して、1か月
こんにちは。タケヤスです。
ツーリストシップに入社して、1か月が経ちました。
この1か月、さまざまな仕事に関わる中で、改めて考えるようになったことのひとつが「旅先クイズ会」です。
旅先クイズ会は、観光地を訪れた旅行者に、その土地ならではの文化やマナーをクイズ形式で伝えながら、ツーリストシップについて知ってもらう取り組みです。
旅行者に地域のことを知ってもらう。地域の人も旅行者も気持ちよく過ごせるようにする。もちろん、それが「旅先クイズ会」の大切な役割です。ただ、実際にやっていると、それだけでもないような気がしてきます。
少し話は変わりますが、8月にインド北部のラダックを旅しました。
中心地のレーは標高約3,500m。インドでありながらチベット文化の影響が色濃く残る場所です。街を歩いていると、さまざまな文化的背景を持つ人たちが暮らし、そこに世界各国から旅行者がやってきます。
国境に近く、政治的・軍事的に複雑な背景を持つ地域でもあります。それでも、私が滞在していて印象的だったのは、文化も言葉も見た目も違う人たちが、同じ街の中でごく普通に過ごしていることでした。
もちろん、旅行者として短期間滞在した私に、その土地のすべてが分かるわけではありません。
ただ、いろいろな背景を持つ人たちが同じ場所にいて、それが特別なことではない。その空気が、なんだか心地よかったのを覚えています。
「旅先クイズ会」でも、日本に暮らす人たちと、さまざまな国から来た旅行者が出会います。
クイズをきっかけに話をしてみると、こちらが地域のことを伝えるだけでなく、旅行者から教えてもらうこともあります。ほんの短い時間ですが、お互いのことを少し知る機会になっています。
私は、ここにも旅先クイズ会の意味があると思っています。
「旅先クイズ会」だけで、ツーリストシップを広く伝えていくことには限界があります。でも、クイズ会に関わる人たち自身がツーリストシップを知り、旅行者との交流の中で実践していく。その経験を持つ人が少しずつ増えていくことは、きっと次につながっていくはずです。
文化や習慣、考え方が違う人と出会ったとき、その違いをすぐに壁にするのではなく、まず相手を知ろうとする。
そんな人が少しずつ増えていけば、今より少し寛容な社会になるのかもしれません。
入社して1か月。旅先クイズ会に関わりながら、今はそんなことを考えています。


