202510 by Uesato 英語が苦手。でも、話したいと思った旅先クイズ会
私の英語はまだまだだ。いや、全然話せないかも・・・
旅先クイズ会でも、毎回あたふたしている。
「コンビニどこ?」「トイレどこ?」
簡単な質問なら、指差しや身振りでなんとかなる。
でも、参加者の中には、自分の国について楽しそうに話してくれる人も多い。
そういう時、もっと話したいな、といつも思う。
これまで、英語は“勉強のため”のものでしかありませんでした。
授業だから。テストがあるから。受験のためだから。
(先生方、ごめんなさい。)
インバウンドの人を見かけることは珍しくなかったけれど、
自分から話しかけようと思ったことはなかったし、
そもそも“話したい”と思う気持ちも、正直なかったです。
でも今は違います。
ツーリストシップを「世界中の当たり前」にしたい。
そう思いながら活動する中で、
旅先クイズ会を重ねるたびに「もっと伝えたい」「もっと話したい」という気持ちが少しずつ大きくなっていきました。
それでも、やっぱり英語はむずかしい!!
旅先クイズ会にボランティアとして参加し始めた当初、
参加者である旅行者の方に、よくこう伝えていました。
「Sorry, I don’t speak English well.(英語をうまく話せなくてごめんね)」
すると多くの方が笑いながらこう言ってくれました。
「No worries, I don’t speak Japanese anyway.(私も日本語話せないから大丈夫だよ)」
その一言で、ふっと肩の力が抜けた気がしました。
私は毎日、日本語を話しています。
そして、彼らは英語や自国の言葉を話して生きている。
私にとっての“当たり前”は、彼らにとっての“当たり前”じゃない。
でも、それは当たり前のことなんだと思ったんです。
誰かの当たり前が、誰かの当たり前じゃないことなんて、
日常の中にいくらでもあるはずです。
大事なのは、それを怖がらずに「違うね」と受け入れること。
そして、「じゃあ、どうやって伝えようか?」「どうやって受け取ろうか?」と考えることだと思います。
言葉が通じなければ、翻訳を使えばいい。
絵で説明してもいいし、身振り手振りだって立派なコミュニケーションです。
そんな中で「ちょっと英語を話してみたいな」と思えたなら、それはもう第一歩ではないでしょうか。
英語じゃなくても、「ありがとう」や「こんにちは」を様々な国の言葉で伝えると、
それだけで笑顔が返ってきます。
私はもっと話したい。
ツーリストシップを伝えたい。
そして、笑顔を増やしたいと思いました。
だから、英語を学びたいという気持ちになりました。
私は、これからもがんばります!
“勉強のため”ではなく、“つながるため”に。
旅先クイズ会が、そう思わせてくれました。
旅先クイズ会では、ボランティアの方々にクイズを出題していただいています。
そして、ずっとボランティアを募集中です。
年齢・性別・国籍等に制限はありません。
もし少しでもご興味があれば、ぜひ参加してみませんか?
自分の当たり前が通じない状況で、
それでも誰かと“わかり合う”楽しさを、一緒に感じてみましょう。
次回、他のメンバーが更新しますので、お楽しみに♪
そろそろ衣替えの時期ですね。季節の変わり目、皆さま体調にはくれぐれもお気をつけください。
それでは、また👋