202510 by Haruta ツーリストシップを着て、ツーリストシップを感じる
「Can I ask you a question?」
当法人のカンパニーカラーである黄色のツーリストシップTシャツ。
これを着ていると、なぜか駅や道端で外国人観光客の方に声をかけられることが本当に多いんです。体感では百発八十中くらい?驚きですよね。
声をかけられる内容は、だいたい道案内。
英語は日常会話程度なら何とかなるのですが、道は分からず、すぐに答えられなくて、結局スマホで調べながら案内することもしょっちゅうです。内心では「もっとスマートに案内できたらいいなあ」なんて思っています。
そもそもこの黄色いTシャツは、外で活動する時に少しでも印象に残るようにと、派手めな色をあえて選んだオフィシャル着。旅先クイズ会以外の場面でもよく着ています。まさかその効果で、観光客の方に“道案内ボランティア”のように見られることは想定外でしたが、「TOURIST」と書かれているからこそ親近感を持ってもらえたのかもしれません。理由ははっきりしませんが、なんだか嬉しいことです。
ツーリストシップの行動指針のひとつに「ホストになる」があります。大切だと人に伝えてはいるものの、実際に行動できる場面はあまり多くなく…。なぜか困っている人を見かける時に限って「遅刻できない予定」が入っていて助けられないことも多いんです。思わず「神様って意地悪だな」と感じる瞬間も(笑)。
そんな私にとって、このTシャツを着ているからこそ自然に声をかけられ、旅行者の方を助けられるのはありがたいことです。
先日、ついに黄色ではなく白のツーリストシップTシャツを着ていた時にも、偶然チャンスが訪れました。改札で切符が通らず困っていた外国人ご夫婦に声をかけ、駅員さんのところまでご案内したんです。ほんの数分のことでしたが、最後にいただいた「You are kind」という言葉が、とても心に残りました。
日頃からTシャツを着続けていることで、自然と「ツーリストシップを発揮したい」という気持ちが芽生え、それが小さな行動につながったのかもしれません。
特別な出来事ではなくても、日常の中でツーリストシップを実感できたことが嬉しくて。
そして改めて思いました——ありがとう、ツーリストシップTシャツ!
